肝臓の脂肪を増やさない!脂肪肝の対策をまとめました

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NASHとは?

脂肪肝から発症する肝炎。中でも、アルコールを摂取しない方に発症する「NASH」を解説します。

非アルコール性脂肪肝炎「NASH」とは?

NASHとは「Non Alcoholic Steato Hepatitis」の略称で、アルコールを摂取しない方に発症する脂肪性肝炎のことです。

脂肪性肝炎とは、肝臓に炎症が起こり、肝細胞の機能低下や脂肪化の進んだ状態のこと。自覚症状はほとんどありませんが、放置すると肝硬変や肝癌に発展する可能性が非常に高いため、定期的な検査が必要となります。

中でも、NASHは重病化する割合も高く、脂肪肝全体の中でもおおよそ1割の方がこのNASHであるとされており、注意が必要です。

詳しい原因は分かっていませんが、脂肪肝であることも一因として考えられています。

なぜNASHが注目され始めたか

多くの方が自覚症状のないまま、肝硬変や肝癌といった重い症状になりやすいNASH。近い将来には、死因率が心臓病に並ぶと予想されています。

ある研究によれば、白人以外の人種、特に日本人がなりやすいという結果も。世界のみならず、日本国内においても、NASHは注視されている病気なのです。
また、「NASHの患者への治療は、ピオグリタゾンやビタミンEなどの成分を使用した薬物療法が有効である」というデータも出ています。

今後、NASHが新たな生活習慣病として社会問題となる日は近いでしょう。

NASHの治療法は?

アメリカの研究によれば、BMI値35以上の25~30%、40以上の70%もの人がNASHであるという報告があり、減量が最も効果的であるとされています。
しかし、現在、もっとも大きな効果が期待できるのは、食事制限と適度な運動における体質・体内環境の改善です。

とはいっても、急激な減量はNASHを悪化させてしまう可能性があるため、注意が必要。NASHであるという診断を受けた場合は、医師と相談のうえで治療法を考えていくことをオススメします。