肝臓の脂肪を増やさない!脂肪肝の対策をまとめました

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動脈硬化

脂肪肝の進行によって起きる病気のひとつ、動脈硬化について説明しています。

増加した脂肪が血管の内壁に付着する

ご存知のように動脈とは、心臓から送り出される酸素をたくさん含んだ血液の通り道です。体の隅々まで酸素を運んでくれる、「命を支える存在」です。

動脈硬化になると、血液中の脂肪が血管の内壁に沈着して、柔軟性を失い硬くなってしまいます。進行すると、心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血)など、様々な病気を引き起こす恐れがあります。

動脈硬化を引き起こす原因は血管の老化とされていますが、その症状の進行を加速させるのが、脂肪肝にかかると溜まる中性脂肪です。

中性脂肪が直接に動脈硬化を引き起こすわけでありません。しかし、動脈硬化の元となるコレステロールと非常に深く関わっていることがわかっています。

健康に悪いものの代表のように扱われがちなコレステロールですが、コレステロールの全部がというわけではありません。

コレステロールには、善玉コレステロール(HDLコレステロール)と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)があります。 このうち善玉コレステロールは、血管に付着して血液の流れを妨げる悪玉コレステロールを退治し、動脈硬化を防いでくれる有用な存在です。

ところが脂肪肝によって肝機能が低下して中性脂肪が増えると、悪玉コレステロールを増やしてしまうだけでなく、善玉コレステロールを減らしてしまう作用があるのです。

すなわち、脂肪肝にかかると悪玉コレステロールによる血液のドロドロ化がどんどん進み、致命的な疾病のリスクが高まり続けてしまうわけです。